【シングル】アントオクタンピクシー怪(最高2039)【シーズン13使用構築】

 以前使っていたアントオクタンピクシーを「怪良」したのでこのような構築名にしました。(適当)
 シーズン13はガルーラとかゲンガーとか使おうとしてシーズン序盤で色々回していたのですが気づいたらこの構築に戻っていました。無理に厨パ使おうとして1600代をウロウロしていたのですが、この構築に戻したら安定して1900代に乗りました。安定しすぎて100戦ぐらい1900代をさまよっていました。そしてシーズン終了5日前くらいに2000に乗って、2000代前半をウロウロしたあと最終日に1900代まで落ちて心が折れました。とりあえずこの構築だと適正レートは1900代ということですね(?)。
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 まあこの記事を見て構築ごとパクろうとか思う人はいないと思うのでそれぞれのポケモンの持ち味を知ってもらえればなと思います。

〈個別紹介〉

・ピクシー
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・持ち物:アッキの実
・特性:天然
・性格:図太い
努力値:H228B244S36
・実値:199-*-136-115-110-85
・技:小さくなる ムーンフォース 眠る 瞑想

 先発で起点作ったあとひたすら縮みます。当てられたら素直に負けを認めます。SはS2段階ダウンのガブリアス抜きです。初手でアントとガブが対面してしまったときに仕方なく岩封して縮んでいました。後半は割と選出が読めるようになり、そのような事故?は減りましたね。

フシギバナ
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・持ち物:フシギバナイト
・特性:葉緑素→厚い脂肪
・性格:図太い
努力値:H220B212C12D44S20
・実値:183-*-143-122-126-103
   →183-*-187-144-146-103
・技:光合成 ギガドレイン ヘドロ爆弾 宿り木の種

 PTの軸であるオクタンが辛いキノガッサエルフーンニンフィアを見るために入れています。Sは準速マリルリ抜きなのだろうと思いますが、自分でも何故この振り方なのか覚えていません;;
 電磁波が効かない地面アタッカーに対してもそこそこ戦えるのでアントオクタンとの相性は良いですね。宿り木でオクタンの回復速度を速めることもできますし。

アイアント
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・持ち物:気合いの襷
・特性:張り切り
・性格:陽気
努力値:A252B4S252
・実値:133-161-133-*-68-177
・技:アイアンヘッド 岩石封じ 電磁波 馬鹿力

 起点作り要員であり先発アタッカーでもあります。このPTで呼びやすいガルーラを先発で迎えてワンパンし、オクタンが動きやすいようにします。もし外したりガルーラがH振りでミリ耐えされたら電磁波を撒いて起点にします。初手マンムーリザードンウルガモスファイアロー等にも同じことができます。それ以外のポケモンが来たら問答無用で電磁波ですね。
 因みにアイアントは怠け仲間作りのイメージが強いのか、初手ガルーラ対面ではメガせずに攻撃してきたり、一旦猫だまししてきたり、裏のガルドに退くこともしばしばありました。
 1体目をワンパンして2体目以降を起点にするのが理想的ですね。そんなこと言ってたらアイアントが強すぎて起点作る前に試合が終わることもありました。麻痺入れたゲンガー(恐らく珠ゲン)を削ろうとしてアイへ撃ったら1発で沈んでいってしまい、後続のポケモンに倒されて起点作りに失敗してしまったこともあったので、シーズン後半は起点にすべきポケモンをオクタンの熱湯圏内まで削って倒さないようにすることを心がけました。ハッサムがバレパンマンならこっちはワンパンマンです!

ムウマ
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・持ち物:進化の輝石
・特性:浮遊
・性格:臆病
努力値:H188D100S220
・実値:159-*-80-105-118-146
・技:祟り目 電磁波 痛み分け 滅びの歌

 麻痺が撒けるゴーストで襷なしでゲンガーのシャドボを耐えてある程度速いポケモンで思いついたのがムウマでした。元々相手の先発がゲンガーの可能性が高いとき用の起点作り要員としてPTにいれていたのですが、実はシーズン途中までこいつを軽視していて、他の5体だけで回していて「これムウマがいたら勝ってたな」ということがしばしばありました。そこから役割を再確認し、相手の選出を読めるようになってきてからムウマを上手く活かせるようになり、今では6体で戦えています。
 痛み分けの枠を鬼火にしようか迷っていたのですが、対受けルやサイクル戦メインの試合の時に痛み分けのおかげで勝てたことが多かったのでそのままにしています。滅びは相手の積み対策で、身代わりを張られたり、逆に起点にされそうな時に撃ってオクタンの起点を作ります。

・オクタン神
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・持ち物:食べ残し
・特性:ムラっけ
・性格:穏やか
努力値:H212B156C4D116S20
・実値:177-*-115-126-121-68
・技:熱湯 アシッドボム 守る 身代わり

 今回使用したオクタンは9代目です。 タイプ相性とか関係なく敵をボイルしていくその姿に惚れました…///。Sは2段階上昇で70族抜き抜き、B方面はメガバシャーモの膝耐えまで振って残りDといった感じです。因みにこれでC252振り化身ボルトの10万を耐えるのでDが優先的に上がれば身代わりが壊れなくなってボルトも起点に出来て超!エキサイティン!!です。あとは熱湯を相手の急所にシュゥゥゥーッ!!するだけ。
 サブウェポンは色々ありすぎて悩んだのですが、トドンと対面することは無いと考えてCが下がった時に火力アップできて、タイプ相性的に不利な相手を無理矢理突破するアシッドボムにしました。毒みがエンペルトとか来たら泣きます。
 ムラっけといったら先発で起点を作ってからひたすらみがまもするイメージがありますが、オクタンはタイプが優秀なのでサイクル戦の中で有利対面を作ってからムラムラすることもできます。(例えば初手ムウママンムー対面で相手の氷柱針を読んでオクタンを受け出しし、そこで防御や回避が上がったらそこからマンムーを起点にみがまもしていって全抜きに繋げることもできる。)だから相手によって、起点を作ってオクタンで積んでいくパターンとサイクルを回してオクタンで受けながら積んでいくパターンとで使い分けて戦っていました。
 シーズン後半は相手の先発を読んで初手オクタンからムラムラする試合もありました。初手ランドや初手マンムー濃厚ならわざわざ起点作らずにオクタンから出して地震を耐え、身代わりを張っていくのもアリだと思えてきました。
 身代わりさえ張ってしまえば相手に滅びか身代わりを貫通する手段がない限り、みがまもしているだけで能力が上がって勝てます。オクタンで3タテはよくあること。

マッギョ
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・持ち物:突撃チョッキ
・特性:静電気
・性格:控えめ
努力値:H180B72C212D44
・実値:207-*-113-140-125-52
・技:地割れ 放電 めざめるパワー氷 大地の力

 XY時代からお世話になっていて、数々のピンチを(地割れで)救ってきてくれたヒーロー。改めて見ると驚きの薄さですね!主な役割対象はボルトなのですが、最近毒ボルト増えてきて相手の残飯を確認した瞬間マッギョを退かなければならないという事態に陥っています。(流行らせた奴誰だ○す)
 このPT見てゲンガーどう処理すんの?とか聞かれますがマッギョでおkです。XYの時から陽気ガブの地震耐え調整とかいう役に立つのか分からない調整で頑張ってきましたが、今回はそこからBを削ってメガゲンガーの催眠祟り目2耐え調整まで振り直しました。多くのチョッキマッギョは穏やかHDにして地割れの施行回数を稼ぐという戦術で使われていますが、僕はバシャに居座られて積まれるのが癪だったので控えめで出来るだけCに割きました。それでも無振りメガバシャが乱数ですけどね…でも普通はマッギョ対面ではバシャは退くので僕はマッギョを居座らせています。
 特殊アタッカーや耐久型相手には強いのでマッギョ1匹で試合を終わらせるケースもしばしばあります。というかマッギョを舐めた選出をされることが多かったです。
 また、特性のおかげでクッションとしても優秀なので役割を終えても受け先がいるなら交代して、最後に接触技読みで繰り出して静電気発動を狙うこともできます。 
 マッギョはガブやマンムーなどの地面物理アタッカーに弱いから使われていないだけで普通に強いと思っています。

〈結果・考察〉
 この構築で回してみて最高レート2039までいってしばらく勝ったり負けたりで停滞していたのですが最終日に2000切って自棄になって1900前半まで落としてやめました。
 シーズン前半は相手のゲンガーの型を判別出来なくて選出に困ったらとりあえずアントオクタンピクシーで運ゲしようとしていました。このままでは1900の番人になってしまうと思い、あるお方のブログを読んで滅ゲンの見分け方を学び、そこから少しずつ分かるようになりました。
 PTの回し方としては、基本相手がオクタンを突破できなそうな構築だったらアントオクタン+αで選出し、滅びゲンガーが来ると思ったらムウマッギョ+αでサイクル戦をしかけていきます。
 
 使っていて苦手だと思ったPTはヘラドランやメガサーナイト入りのPTです。正直これらのPTは切るつもりで不利な運ゲをしかけていきました。ヘラドランはオクタンを出したらヘラに身代わり貫通され、ヘラを起点にピクシーで縮もうとしたらドラン後出しからのTODがあるので、オクタンがB上がるのを待って居座ったり、マッギョドラン対面で地割れを撃って後出しヘラを沈めようとしたりと、運に頼るしか無かったです。サナはアイアントムウマで倒せるのですが、普通に退かれて厳しいです。次からはこれらのPTの処理を考えて改良していきたいですね。
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〈所感〉
 正直苦手なPTがメジャーどころにあったとはいえ、周りが次々と2100、2200に乗る中で自分は2000代前半をウロウロして最後には2000を切ってしまったのはとても悔しいですね。また、起点に出来ないボルトはマッギョで処理する予定だったので毒みがボルトが増えていたというのは計算外でした。 やはり、もっと有名強者のブログを読んで流行りの構築やポケモンの型を把握し、それに合わせてPTを組み直してオクタンを活躍させていきたいですね。そして次のシーズンこそは上位者争いに加わりたいと思っています。

 ではでは、拙い日本語でしたがここまで読んで下さり、ありがとうございました。